じゅういちがつ

 

あっという間にじゅういちがつが終わって、12月になろうとしている。もうすぐで一人暮らしを始めて1年経っちゃうんだ。20代はあっという間って言ってた、いつかの30代の方々は真実を話してくれていたんだね。

 

お仕事、1年経った。「頑張らない」で入ったけど、結局頑張ってる。頑張ることが好きだし、やっぱり生きてていい絶対的な安心感と肯定が欲しい。世界から淘汰されたくない。

 

前のお仕事と今のお仕事での圧倒的な違いは、一人で頑張るか、皆んなで頑張るか、だ。うまくスケジュールを組めば急に休んでも大丈夫だし、シフトも変更できるし、定時で帰れる。性に合ってるかもしれない。接客も大好きだしうまくやれてると思う。いや、どうかな。

 

人間関係がかなり苦手になった。恐らく年功序列感が強いからだと思う。私は後輩面するのがとても苦手だし、自分で色々処理したい。伊達に社会人4年やってきてないから、自分のキャパくらい解ってるし、ミスしたときの対処法や学び方、「仕事」に関してのノウハウくらいあるのに、「くずまるは言えないタイプだから」って決めつけられるのも馬鹿にされてるみたいで腹立つ。仕事に慣れてるか、慣れてないかだけでお前らと同じ年数やればお前らの事抜かすし、抜いてやるからなって闘争心が凄い。根本的に負けず嫌いなんだろうね。

 

最近人生の価値観みたいなのが変わってきたなと言う事が増えた。過度に人に気を遣わなくなったからかな。喋りたくない人とは極力喋らないし、蔑ろにされているのに私だけ「関わってくれてるから...」で優しくしたりなんかしてあげなくなった。酷いことをされたら「嫌い」だし、蔑ろにするのであればそれ相応の対応しかしない。そんな自分を許せるようになった。

 

お兄ちゃんが死んで、その事に対して何故自分が生き抜いてしまっているのだろう、死ななきゃ、幸せにならないようにしなきゃ、辛くないとって言う気持ちが薄まった。恨まれてるとしても、幸せになって笑ってる事で許してもらえると思った、恨まれてなかったら、きっと笑ってない事を逆に怒られるのだと思った。お兄ちゃんとの唯一の思い出で、橋を手を繋いで渡ってくれたから、前者ではなく後者で居てくれてるのだろうな、そうだといい。そう思いたい。いや、きっとそうだ。

 

想像以上に色んな人に助けられている。それもこれも変わりたいと思った自分のおかげ。なんてね。うそうそ。

 

まだまだメンヘラも突発的な鬱みたいなのも辞められないけど、ましになったな。昔に比べたら雲泥の差がある。

 

家族の苦い思い出とかも思い出しては苦しくなるけど、それと同時に幸福だった時間も思い出すようになった。それなりに笑って過ごしていた気がする。お父ちゃんの言う通り、ただの私の「思い違い」だったのかもしれん。と、今の気持ちだと思えるけど、やっぱりあの辛かった気持ちも、傷付いた言葉達も大切に残ってしまっているから、情緒がダメな時思い出しては落ち込むのだろうな。

 

それもまた人生か。

 

今死んでもいいって思いながら生きてきたけど、無理だな。まだまだやりたい事たくさんある。結婚したいし、子供もほしいし、色んな美しい世界をみたい。あ、そう言えばなんやかんや彼氏出来たよ。3ヶ月くらい前からで、付き合ってからずっと一緒に住んでるけど一人の時間欲しいとか思わない。毎日楽しい。前向きになれているのは彼の力が大きい。大きすぎる。ここまで読んでる人、少ないだろうな。内緒だよ笑

 

絶対幸せになろ。